『サウザンドイヤー・オールド・ヴァンパイア』でサンプルとして作成したキャラクター、八五(はちご)の生涯を少し進めてみました。
ダイスを振るのは7回目、【啓示】8番の1つ目[7/8/1]。ゲーム内では開始時から100年以上が過ぎました。
文治2年〈西暦1186年〉に吸血鬼になった八五の歩みは、正応6年(西暦1293年)、平禅門の乱からほどなくに至っています。
そろそろ彼の〈記憶〉に限界が迫ってきました。
記入欄のどれかを選んで〈日記〉に移さなければいけなくなりそうです。
八五は現在、与一と名乗っています。
武士の一党に追われて山中から逃げ延びた際に、元の名のままではいられなくなり、そう称することにしました。なぜ武士たちに追われたのかは判然としません。逃走を手引した吉郎太の様子から、八五の出生と、奥州藤原氏の壊滅に関係があるようなのですが……。
その後、平泉に潜伏していた八五は、得子という強大な不死者に出会い、彼女の傀儡として100年を過ごします。得子の指示で多くの人を犠牲にし、数々の悪事を働いて国を乱した後、ふとしたことから彼女の呪縛から逃れました。
しかし、八五はまた別の不死者から、自分が得子と誰かの間に生まれた子だという話を突きつけられます。
それは本当なのか? だとしたら、得子はおのれの子だと知っていて誘惑し、呪縛したのか? 山中の女怪・五葉は死をもたらしたに過ぎず、そもそも自分は生まれつき人外であったのか?
彼は混乱しています。
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